デンタルサポート株式会社 社長ブログ

採用情報

寒竹郁夫 (デンタルサポート株式会社 代表取締役社長・CEO)
西山佳秀 (デンタルサポート株式会社 取締役・COO)

デンタルサポートの役員によるリレーコラムです

2012年02月14日

ベトナム ハノイ [ 寒竹 ]

先日、DSヘルスケアグループ医院の候補地を視察してきた。
場所は、ベトナムの首都、ハノイ。
1泊2日の強行スケジュールであったが、しっかりとした手ごたえがあり
充実した時間を過ごすことができた。

ベトナムは、昨今では、「チャイナ・プラス1」として注目されており、
日本の大手企業が積極的に投資していると聞く。
国民性が日本人と似ていて勤勉で温厚である。

人口8500万人のうち50%以上が30代以下だというから
高齢化が進む日本と比べると、将来性が高い。
今後、アジアのビジネス・観光の中心として大いに成長するであろう。

ハノイ市内は、バイクと車のクラクションが常に鳴っているような
アジア特有の、雑多な賑やかさにあふれていた。

ハノイ医科大学やその付属病院、空軍医学院を見学したが、
先進国に比べるとまだまだ不十分で遅れているという印象であった。

近代的な医療設備が整ったクリニックが少なく、
慢性的なスタッフ不足もあり医療サービスの質の低下が
大きな問題となっていると聞いた。

しかしその現状を打破しようと努力奮闘する医師たちの熱意はひしひしと伝わってきた。

そして、今回は在ベトナム日本大使館を訪問し、
特命全権大使と面会するという大変貴重な経験をすることができた。
当グループのクリニックが開院するとお話したところ、とても感謝された。

ハノイに進出する日系企業が増加する中、
日本の医療サービスが現地で受けられることは大変ありがたいことだそうだ。

日本企業が海外、特にアジアに進出する際、現地医療への不安や、
できれば日本人の医者に診て欲しい…といった声が多く、
それが原因で海外進出に尻込みすることもあるそうだ。

我々が海外・アジアにクリニックを開院することで、
企業が安心して海外進出ができるようになれば、
日本経済全体が回復していくことに繋がる。
それは「日本再生」を掲げる当社の使命に他ならない。

DSヘルスケアグループが積極的に海外展開していく意義はここにある。

まだまだやるべきことが山のようにある。
今回の出張をとおして、当社の使命について改めて考えさせられた。

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「ハノイメディカルセンターにて」

2012年01月23日

世界一の医療グループを目指して [ 寒竹 ]

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。


先日、毎年恒例となっている「新春全体研修」を行った。
今回、700名近くの従業員が一堂に会し、その光景はとても感慨深かった。
まず感じたのは、創業時にひしひしと感じた“感謝の気持ち”を決して忘れてはならない
ということだ。


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今から24年前、創業した年の忘年会は自分とスタッフあわせてたった3名だった。
頼んだアジの干物に誰も箸をつけず持ち帰ったことをとてもよく覚えている。
お金もなく、患者さんが来てくれることが何よりも嬉しかった創業時の気持ち、
感謝の気持ちを持ち続けたい。当社がここまで成長することができたのもひとえに
患者さん・利用者さんならびに社員をはじめとした多くの人々の温かい支援あってである。
改めてそのことを強く心に刻みこんだ。

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そして同日、「DSヘルスケアグループ」が誕生した。
「歯科・医科・介護のワンストップサービス」の提供をより強化すべく、
グループに属する企業・医療機関全体で「志・理念・戦略」を共有し、
地域医療全体のカバーの実現を目指す。
目標は世界一の医療グループだ。


その実現に向け、「DSヘルスケアグループ」は二本の柱を打ち立てている。
一つは「歯科・医科・介護」の一括提供の強化と地域包括ケアだ。
高齢化社会において、これからは地域ぐるみでケアを行う「地域包括ケア」の必要性が
高まっている。当グループは「歯科・医科・介護のワンストップサービス」を
提供することにより、地域社会に貢献していく。
そのためにも医療・介護のスタンダードを構築し、
「新成長戦略」「日本再生の基本戦略」に国策として掲げられている
医療・介護の産業化をフロントランナーとして担う。
これからの地域社会に貢献し、社是である「日本再生」を実現する。


二つ目は「グローバル展開」である。
今後、アジアは急激に高齢化を迎える。
中国における介護事業の市場は100兆円ともいわれる。
先立って高齢化を迎えた日本がどのようなスキームで乗り越えようとしているのか
世界中が注目している。日本のヘルスケアサービスを求めている地域は多い。
市場は大きく、やりがいもある。早速来月、ベトナムに視察に行くつもりだ。


閉塞感漂う日本を元気にするには、一人ひとりが元気を出すしかない。
日本経済を元気な企業が牽引していくしかない。
「DSヘルスケアグループ」にはその使命がある。
志をともにする約1000人の従業員全員がスイッチを入れて、
元気で明るく仕事に取り組むことで地域が明るくなり、
やがて日本全体が元気になっていくのだ。
1000人が本気を出せば必ずできると信じている。

2011年11月24日

私利私欲を捨て、「公」に尽くす [ 寒竹 ]

先日、公開中の映画「1911」を見てきた。
これは、1911年10月10日に起きた「辛亥革命」から今年で100年を迎えることから、
それを記念して製作された映画だ。孫文が起こした辛亥革命は
中国の民主化のきっかけとなり20世紀の中国にとって大きな転機となった
歴史的な事件である。同時に、アジアを中心とした世界各国に大きな影響を与えた。
今年は100周年を記念し、中国そして台湾で大々的なセレモニーが行われたそうだ。
辛亥革命の後、中国は共産化し台湾が民主化の道を歩んだため、
この革命の本流は台湾にあるという説が有力である。
(辛亥革命には複数の日本人が非公式ながら援助を行っている。
本来日本は、戦略的に台湾と友好関係を構築すべきではないか。)


さて、中国の歴史を塗り替えるほどの革命を成し遂げた孫文は、
農家の生まれで、ほぼ一文無しであった。
しかし、そのような孫文に何故国内外を問わず大勢の人々がついていったのか。
その理由は、彼が私利私欲を一切捨て、人民のために行動したからである。
大きな事を起こすには、絶対にぶれることのない「志」と、
大義名分がなければ成し得ない。
映画「1911」の中では、そのことについて度々取り上げており、大変印象深かった。


会社や仕事でも、私利私欲を満たすことを目的としたのでは大成しない。
国があり、地域社会があり、その中に企業は存在する。
まずは事業をとおして社会貢献することが第一であり、
その結果として利益が生じるのだ。
加えて、しっかりとした「理念=志」がなければ、
途中で目的を見失い路頭に迷うこととなる。
まずは先頭に立つ者がしっかりと高らかに「志」を掲げ、
その想いを全員と共有しなければならない。


当社は「日本再生」を社是に掲げている。
事業をとおして日本が直面している未曾有の国難に貢献したいと思っている。
孫文のように私利私欲を捨て、志強くありたいと思う。

2011年10月17日

園遊会への参列 [ 寒竹 ]

13日、天皇、皇后両陛下主催の秋の園遊会が東京・港区の赤坂御苑で開かれた。
高校の同期である野田首相の推薦で招待され参列してきた。

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園遊会に招待されるのは、内閣総理大臣をはじめとする国会議員、
三権各機関の要人、都道府県の知事・都道府県議会の議長、
その他各界の功労者など、その配偶者を含めた約2,000名である。


何故今回、私がこの栄誉に与かったのかと考えると、訪問歯科を全国展開
している当社が評価されたのか、あるいは、常日頃から随所で語っている
私の想いが密かに通じたのか。

その想いとは、
「未曾有の国難の中にある日本。今後、天皇を中心に再生をはからなければ、
この国の復活はない。“国体”を取り戻さねばならない」
ということである。

そもそも、日本国の国体、すなわち本質は天皇の存在にある。
紀元前660年から、天皇は日本の中心であり、日本の歴史は2600年以上も
その伝統の中で続いてきた。
しかし戦後、天皇制は残されたものの、国民にとって天皇は国の中心である
という意識が抜けてしまっている。
その意識の欠落を埋めなければ、この国の再建・再生はない。

物事は中心が大事であり中心で全てが決まる。
それを何処に据えるかが我が国では決まっていない。
そのため、今日本が抱えている様々な問題は解決せず、
リーダーも育たず、国のシステムは機能していない。

それは自明の理だ。

これは、思想として良い悪い、イデオロギー云々ではない。
日本という国の国体(中心)は天皇である。それが本来の日本のあるべき姿であり、
そういうシステムなのだ。


そして、それを国内外にアピールする場、その1つが園遊会なのである。
この他にも、国民の幸せを願って天皇が行う祭祀は年間200にのぼると
聞いたことがある。

その行事ひとつひとつが天皇という存在が日本という国の中心である
ということを示すものなのである。

まずは、国体をしっかりと据えた上で、政治問題や外交問題、経済の回復、
官僚制度の改革などに着手しなければならない。小手先の改革や、
政策を実施しても、その大本を正さなければ、結局は徒労に終わってしまう。

天皇が日本の国体(中心)であることを踏まえ、日本再建・再生に向けた
様々な政策を実施すべきである。
例えば、2010年6月に政府が公表した「新成長戦略」の1つにもある
医療・介護を産業化することである。


社是に「日本再生」を掲げ、歯科・医科・介護のワンストップサービスを
トップランナーとして提供している当社。
中国、ドバイをはじめとしたグローバル展開に加え、
千葉県柏市で進めている地域包括ケアのプロジェクトがある。
どちらも最終的には「日本再生」に必要不可欠なものだと確信している。


では、具体的にどのようなプロジェクトに着手しているのか。
それについては次回以降詳しく語るとする。

2011年09月28日

ドバイ [ 寒竹 ]

先日、ドバイの医療特区内にグループ医院の開院契約のため
ドバイに行ってきた。2泊4日の強行軍だ。
12月に開院予定のクリニックは、医師がインド人、アシスタントがフィリピン人、
受付がスリランカ人と、とても国際色豊かだ。

初めての中東だったが、まずは入国の際に驚く。
全世界から富裕層の人々が集まるドバイ。
他の多くの欧米人が入国審査のため、長蛇の列を作る。
が、日本のパスポートを持っている私達はほぼフリーパス状態。
日本の信頼、ブランド力を改めて感じた。
外国に出て、初めてわかる日本の良さ。
先人たちが築いてきた一番の財産だと思う。

そしてもうひとつ。
なんと、ドバイ総領事と食事をご一緒する機会があった。

わざわざ総領事館公邸に招待され、
総領事とともに、フルコースを堪能させていただき、歓待を受けた。
これは、日本の医療が海外でも非常に喜ばれているという表れだ。
まさしく「日本再生」を掲げ、日本の医療トップ企業を目指す当社にとって、
日の丸を背負って頑張ってきたことを実感できた瞬間であった。

少ないフリータイムで、ドバイの中心にあるバージュ・ハリファという
世界一高い160階建てのビルに登った。
周りを見渡すと、砂漠のど真ん中にいきなり大都市が生まれ、
今も進化を続けている。
わずか人口200万人。砂漠の真ん中に世界中の富が集められている。
国王のリーダーシップひとつでできた都市。

トップ、会社でいえば経営陣。
トップがやりたいことを明確に打ち出せば、この日本で、できないことはない。
今期から本格的に海外展開している。
世界一の医療グループだって決して夢ではない。
想いが強ければ。

2010年6月に閣議決定された『新成長戦略』にも明記されているが、
日本の医療・介護の産業はアジアや世界の医療に対するニーズに応える
国際的なグローバル産業に成長し得る。
また、必ずや高い成長と雇用創出にもつながる。
日本が「医療ツーリズム」を積極的に推進し、
海外からの患者さんを受け入れたいのなら、
日本からも海外に出て行かなければならない。

そういった意味でも、当社は医療・介護を産業ととらえ、
グローバル展開を進めている。

1000人の社員が本気になればできないことはない。
国難のこの時代。
当社が千葉の、日本のリーダーシップをとって
企業のモデルケースとして実績を打ち出せば、
必ずそれが「日本再生」に繋がる。
そう信じて、日々邁進している。

2011年08月08日

ボクシング [ 寒竹 ]

今年の春からボクシングジムに通い始めた。
週一度のリフレッシュは、健康に良いだけでなく、
ビジネス感覚を学ぶよい機会になっている。

先生は、三谷さん。
天才ボクサーと呼ばれた元東洋太平洋スーパーフェザー級チャンピオンだ。
スキンヘッドでかなり怖いのだが、気さくな面白い人で、
毎回の練習で話す会話も楽しみのうちのひとつだ。
「筋がいいね!」といわれて、年甲斐もなく調子にのってしまう。
かなりいい線いっているんじゃないかと錯覚を起こす。

ボクシングは、相手の力を利用するということが大事と先生は言う。
仕事にも通じているのではないか。
相手が力んでいるとき、これぞというタイミングで、自分のパンチを出す。
驚いたことは、この自分のパンチが意気込んだものでなく、
しなるようなもので良いということである。
先生は、「猫がじゃれるような」と表現していた。

力をこめて全力でぶつかれば勝てるわけではない。
戦い続ける場では、有効だと思われる最小の力で最大の効力を得て、
それを繰り返せるスタミナが必要になる。

本気で取り組む箇所も必要だろうが、すべてがそれでは駄目だということだ。


練習を始めてから、ボクシングに対するイメージが変わった。
以前は「努力」や「根性」という言葉が先行していたが、
今は、己をよく知りタイミングを見計らう「センス」が重要だと思っている。


まあ、こんなこと語りつつも、自分のパンチなんて、
ミットに当たらないことさえあるのだけども。
疲れてくるとガードが下がるため、なかなか思ったところにはパンチがでない。
年なのか。なんなのか。。。


自分の階級はバンダム級。
当面の目標は、来年7月の試合にでることだ。


三谷大和スポーツジム
千葉県八千代市八千代台東1-44-13 三谷大和スポーツジム
TEL 047-486-2476

三谷大和(みたに やまと)
第27,29代 元東洋太平洋スーパーフェザー級チャンピオン
第32代   元日本スーパーフェザー級チャンピオン

2011年07月12日

医療の倫理と企業の論理の融合 [ 寒竹 ]

今日は、前回のブログで触れた「医療の倫理と企業の論理の融合」について。

企業の経営と医療法人の運営は、全く違うと考えている。
どちらが上か下かということでなく、
医師の治療に専念する意識と、その経営を成り立たせる意識は
同じくらい重いものであるから、
医療人に企業経営者の戦略的発想が生まれにくいのは当然のことである。


今は企業経営者だが、かつて歯科医師として
クリニックを経営、医療法人を運営していたからこそ、
それぞれの本質を芯から理解できていると思う。
どちらも経験している人は少ないのではないか。

すばらしい運営力のある医療法人もある、
その一方で経営が成り立たず苦しんでいるところも多い。
残念ながら日本には適正な利益を上げて継続的に運営していくことが、
イコール儲けるという悪い印象になりがちである。
非営利のイメージが強い分、それが利益主義だという批判を浴びるのかもしれない。

医療が人々の身の回りに当然に存在するのには、
あるレベルの収益性を確保しなければ成り立たない。
自分の生活する街に医療施設が充実していることは、誰もが望むことである。
運営がうまくいかず廃業に追い込まれる医院が増えれば、
身の回りから安心が消えていく。

それは大問題である。


そういう現状を踏まえて考えた構想が、
現在のデンタルサポートグループの企業理念に反映されている。

企業と医療法人、双方の力を合わせれば、
日本の医療は次代を支える産業として育てることができるはずだ。


医療法人に企業的発想を取り入れるためには、
まずは人材の確保が挙げられる。
医療法人では、経営面で優れた人材を確保することは容易ではない。
そこに株式会社の力を合わせることで、役割を分けることができ、
それぞれのミッションを全うできるようになる。

医療法人は、治療に打ち込み、
株式会社はそれ以外の部分(人材確保をはじめ、資金調達、経営戦略等)を担う。
それが、医療の倫理と企業の論理の融合に繋がる。
ふたつが一緒になることで生まれるメリットは大きい。


当社が丸の内にオフィスを開設したのは、人材を確保するためでもある。
実際にその効果は立証されている。
株式公開の理由のひとつも、それに同じく。

世間に積極的に進出して魅力ある企業となることで、良い人材もついてくるだろう。
今期から海外展開もスタートしている。

すべては人材ありき。

まさに人財である。

2011年07月01日

総合特区制度

今回は、2011年2月に内閣府から発表された総合特区制度について。

当社は千葉市の海浜幕張というビジネスエリアにあるが、
ここが日本の中で経済成長のエンジンとなる
産業・機能の集積拠点のひとつであってほしいと切に願っている。

それを戦略的に行う政策として発表されたものが、「総合特区制度」だ。

総合特区には、2つのパターンがあり、「国際戦略」と「地域活性化」に分けられる。
千葉市には、前者の国際戦略が相応しいだろう。
「総合特区制度」は、先週国会を通過し、8月に施行される予定だ。
2002年に施行された「構造改革特区制度」がベースになっており、
従来規制緩和のみであったが、今回は税制優遇等の財政措置もプラスされる。
わが社にとっても、メリットは少なくない。
特区構想によって企業による医療経営を成り立たせ、
米国式でない日本式の医療ビジネスを確立、発展させていきたいと強く思う。

当社が掲げる「医療の倫理と企業の論理の融合」は、
必ず日本のためになると言い切れる。
これについては、また改めて話したいと思う。

ここ海浜幕張には、国際競争力を強化し、
魅力的な街づくりをしたいと思っている同志が集まっているように感じる。
震災後、よりその結束感を感じるようになった。
やはり皆自分が生活するところへの愛情は持っている。
経営者であれば、自らが社を構える場所なのだから、当然なのかもしれない。
本気で街をよくしたいと思える人と、熱く語れることが、今の楽しみのひとつでもある。

2011年06月20日

トータルリハセンター蒲田 [ 寒竹 ]

今月初旬、リハビリ型デイサービス「トータルリハセンター蒲田」を視察した。
デンタルサポートの新規事業である。
「口腔機能の向上と身体のリハビリに本気で取り組む、
今までにないデイサービス」を提供している。

従来のデイサービスとの違いは、明確にある。
身体のリハビリに加えて嚥下訓練や口腔機能向上のプログラムを実践。
理学療法士と歯科衛生士が常駐し、医師や看護師、歯科医師、
そして介護スタッフが一体となる他職種協労体制で
全身の健康維持と身体機能の回復を図っている。
介護保険でカバーできる維持期のリハビリを兼ね備えているところは、
現況あまりない。
さらにそこに、デンタルサポートの強みである口腔ケアが加わっている。


ここを訪れて、直感的にピンと感じた。
すばらしい。これからのデイサービスは、こう在るべきだ。

ピンクと黒のトレーニングウェアスタイルのユニホーム、
内装は木目を基調に黒とグレー、差し色に赤を使ったフィットネスクラブのイメージで、
今までのデイサービスとは違い洒落た空間である。

また、リハビリ機器の中でも「レッドコード」と呼ばれるコードを使ったプログラムは、
体験していただいた全ての方に大好評だという。
実際自らも体験してみて、そう実感できた。

そして、ここの一番の魅力は、
スタッフや利用者が皆とてもいい笑顔をしていることだ。
その雰囲気が、プログラムの良さをさらにアップさせている。


将来的には、現況の口腔ケア、運動機能回復に栄養指導を加えた3つを柱にしたい。
デンタルサポートがすすめる歯科・医科・介護のワンストップサービスを
より良い形で提携できるだろう。

今後は当初の年間計画を大幅に修正して、開設することを考えている。
本質的なQOLの改善に間違いなく繋がるはずだ。


トータルリハセンター蒲田

2011年04月21日

被災地訪問 〜仙台〜 [ 寒竹 ]

3月下旬、仙台に訪問した。
すぐにでも現地に足を運びたい気持ちを抑え、ようやく実現した。
当社は、仙台以外に岩手の津志田、釜石にも拠点があるが、
ガソリンの問題や、むやみに訪問することで生じる現地の負担等を考慮した。
今回訪問が叶わなかった岩手には、近いうちに足を運び
社員を激励したいと考えている。

この訪問は、人として、そして企業家として、大きく意義のあるものだった。
目に入るもの全てを疑いたくなるほど、言葉にならない光景が広がっていた。
先の見えない不安を抱えながらも一生懸命に頑張っている被災地の方々を見て、
自分に何ができるか、何をすべきか、改めて考えさせられた。
ボランティアや義援金はもちろんのこと、それ以上に
「日本再生」を掲げるデンタルサポートの役割を果たさなくてはいけない。


訪問して感じたことは、大きく分けて以下の3つ。

(1)会社の在り方“社会への貢献意識”
企業の究極の目的は、「社会への貢献」だと考える。
利益・事業を拡大するだけが目的ではいけない。
日本に存在する一企業として、この国難にどのように貢献できるか、
組織の強さや品格が問われる時期でもある。
福島第一原発で作業する東京電力の社員、自衛隊員などに
感謝の念を抱きながら、被災者に対して当社ができることを検討している。
大変な状況下で過ごしている方々に「夢と希望」を与えられる組織になるためには、
まず当社が元気でなければいけない。
そのためには、自分たちの生業をしっかりと確立していることは言うまでもない。
今後、当社の強みである歯科を中心としたボランティアを行う。
歯科医師・衛生士・歯科助手に加え、一般社員を適所へ派遣する予定だ。
治療が必要な方も多くいるだろう。
避難所生活の衛生面が整わないと口腔内に不快感・問題が生じ、
それがストレスや病気を引き起こす。
予防を目的とした口腔ケアも提供できればと考えている。


(2)企業のグローバリゼーション
経営拠点の一極集中は避けるべきだと改めて感じた。
自分が初めてそのような意識を持ったのが20年前。
その頃は、「関東圏に集中して利益率を上げたほうがいい」という助言を
頂く機会が多かったように思う。
しかし、当社は現在まで順調に全国展開を進め、今年度より海外に進出した。
より強い組織を形成するには、事業基盤、戦略が異なるものを
各所に展開するというリスクヘッジが必須である。
事業拡大することで信念がぶれては意味がないが、
いかなる災難にも勝てるように整えることは、国にとっても大事なはずだ。


(3)政治の重要性
天災による対応には、民間でできることには限りがあり、
やはり何においても政治ありきだということを痛感した。
様々な規制にとらわれて、スムーズに支援が行き届かないこと、
すばやい対応ができないということに、大きな問題を感じる。
今後、経営者と政治家がもっと意見交換をできるような場を設けることが必要だ。
日本経済を背負う企業家が、もっと積極的に政策提言をしていくべきと思う。
世界で日本の存在感が薄れていく中で、産業を活性化させることは急務だ。
また、一経営者として、志のある政治家を育てることも、大事だと考えている。
我々経営者がどんなに良い提案をしようとも、
一緒に日本の未来を描ける政治家がいなくては意味がない。
当然、立場が違えば、ぶつかることもあるだろう。
しかし、真剣に物事を話し合える場を設けることが大事だ。
政治家と企業経営者が互いに力を合わせ、よりよい日本を作り上げていくことに、
少しでも貢献したいと考えている。


今後、強い企業はより強くなるだろう。
震災の影響で経営が弱体化した会社を、体力のある企業が取り込む形で、
事業拡大していくことが考えられる。
当社としても、ワンストップサービスの確立を目指す上で、
日本の経済状況に応じて戦略を立てていかなくてはいけない。

今、まさに「日本再生」を本格始動すべき時期だ。
このたびの震災で失ったものは多々あるが、既存のものにとらわれず、
新しいものを作りやすい状況下にあることは確かだ。

当社の企業理念「医療の倫理と企業の論理の融合」が
国からも求められる時代になり、
当社はそのリーディングカンパニーとしての役割果たさなければいけない。