デンタルサポート株式会社 社長ブログ

採用情報

西山

デンタルサポート株式会社 取締役・COO 西山 佳秀

西山


歯科医師・歯学博士
1970年2月2日生
東京医科歯科大学大学院卒
尊敬する人物:武田信玄
好きな作家:柴田錬三郎
好きな言葉:人事を尽くして天命を待つ
趣味:読書

歯科医師・歯科衛生士で構成された研究部門、デンタルサポート(株)総合研究所の所長を兼任し、行政との共同研究を行うなど、積極的な活動の場を提供している。
医療人としての確固たる基盤を持ち、一つ高い目線から業界全体を見据えた展開を模索し、それを実現するために常に攻めの姿勢でアクションをおこしている。

2009年01月07日

男船

皆様、新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

いよいよ2009年が幕を開けた。
世相は混迷混沌としている。
乱世になりつつある。
セミナー等でことあるごとに歯科戦国時代を説いてきたが、
業界のみならず経済戦国時代に突入したようだ。
人も組織も治世に強いのと乱世に強いのがある。
デンタルサポートグループは乱世にこそ輝くとの想いがある。

治世においては栄華を享受し、安逸を貪りがちである。
改革・変革など求めなくとも惰性で日々を送ることができる。
生きているか死んでいるかわからないような生活でも
本人は気づかないし危機感もない。
もちろんそのような中でも自らの存在意義を問いかけ、
自己実現や志に生きる者たちもいる。

我々は別に乱世を望んでいたわけではないが、
今までの生き方が問われる時代を迎えるにあたり、
その準備を徐々にではあるが着実に行ってきたとの想いがある。
もちろんそれは十分ではないが、時代は待ってくれるものでもない。
イノベーションを掲げる企業の真価が問われるわけだ。
本当に乱世に突入すると目の前のことしか見えなくなるものなので、
今が正念場なのだと感じている。

大事なことは我々だけが一人勝ちしても意味がないし、
それは我々が目指すところではないということだ。
闇を照らす光となり、希望と喜びを与え、願わくば導けることを目指したい。
「日本再生」…小医は病を癒し、中医は人を癒し、大医は国を癒す
という社是を徹底し、グループの使命を自ら問うていかなくてはならない。

仕事始めの1月5日、グループ幹部有志で本部近郊の神社にて
「日本再生」を祈願させていただいた。
まだ、この年頭祈願を始めて3年目だが、
年々深い祈りになっていると感じている。

私自身は事業拡大という実体の成長も引き続き行っていくことはもちろんだが、
グループのホスピタリティを醸成していき、
スピリチュアルを高めることにも取り組んでいきたいと心に誓った。

人生は天寿の全うに向かって立ち止まることなく進んでいく。
誰であってもそれを一瞬たりとも止めることはできない。
であるならば、どんな状況下にあってもしっかりと前を向き、
明るく希望を持って、同志と共に歩んでいきたい。
平成21年、のぞむところである!

2008年07月25日

これが男の生きる道

先日、我が家に娘が誕生した。
私はウェルライフヴィラ成田に向かう車中で妻から電話を受け、
破水して今から病院に行くと告げられた。
初産でもあり、破水して一人でタクシーに乗せるのもどうかと思ったが、
私が成田から急いで自宅に帰っても2時間はかかる。
幸い会社が近いので、私用で申し訳ないと思ったが
社員に応援をお願いした。
快く車を出してもらい、そのまま病院へ搬送、
緊急入院となり娘の命は救われた。

会社とはコミュニティである。
ただ、毎日顔を出して仕事をするだけの場所、
成果を上げる場所ではない。
人と人とが深い結びつきを持つ共同体なのである。
今年の労働白書によると仕事の満足感が低下しているという。
働くとは「はたを楽にする」こと。
つまり周りを楽にすることである。
自分が楽になることでも、余暇(自分の時間)のための金稼ぎでもない。
成人であれば一日の内の大半は仕事関係の時間に費やす。
つまり人生の中盤のほとんどは仕事の時間になってくるわけだ。
汗水流して、あるいは知恵を絞って仕事をする。
自給自足から物々交換を経て、
今は貨幣経済でマネーゲームも可能な時代だ。
働き甲斐、仕事の満足感の感覚も変わってきているのであろう。
仕事が他人に認められる、存在感がある、頼りにされる、喜ばれる等
多くはその人と周囲の関係で得られるものだが、
今は個の時代だから達成感が重視されているのであろう。

自らの生き方は自ら決断しなくてはならない。
しかし、それは因果応報、必ず自分に返って来る。
まさに「楽は苦の種、苦は楽の種」であり、
イソップ物語のアリとキリギリスしかりだと思うのだが。
いいことも悪いことも蒔いた種を刈り取るのは自分自身でしかない。
「情けは人のためならず」であり、「人を呪わば墓二つ」なのである。

そして何気なく生きているのか、一生懸命生きているのか、
それが今の経験、過去の経験が実を結ぶか否かを決定する。
格差社会が声高に叫ばれ、蟹工船がブームになっているが、
要は自分自身の心のあり方である。
一万円あって「たった一万円」と思うのか
「一万円もある」と思うのかなのである。
「健康」も同じで「サルートジェネシス」というのだが、
こういった考え方でないと老いも受け入れられないし、
いわんや障害をやである。

会社説明会で役員スピーチをしていく中で
「労働」や「会社」、「雇用」などをマスコミでの取り上げ方、
(新卒)社員の感じ方、
そして自分の考えを改めて整理する機会を得た。
巷では会社や社会が信用できなくなりつつあるからこそ、
企業風土の醸成に心血を注いでいきたい、
愛娘のあどけない寝顔を見ながらそう心に誓った。

2008年06月12日

願い星 叶い星

原油の高騰もすごいが、食料の高騰もものすごい。
バイオエタノールや旱魃、投機、中国等の食料買占め等々、
色々な要因がある。
EUでは減反政策を取り止めるという。
日本ではどうだろう。
相変わらず動きが遅い。

小麦がダメなら米粉でと、パンや麺を作ることをしている人たちもいる。
温暖化にだって米は元々熱帯原産だから対応できる。
価格だって世界的に食料不足だから
外国の米との価格差も数倍に縮まってきた。
米粉も含めて輸出することも可能だ。
もうそろそろ自給率40%を切ることを真剣に考えてもいいのではないだろうか。
バイオエタノールだって稲藁から作ればよいと思う。
攻めの農業に切り替える時期である。
本当に安全で安心なものを欲しているのだから。

肉においてはBSE問題ももちろんだが、すでにクローン牛が出回っている。
Cビーフというクローン牛であることの表示は任意であって義務ではない。
今までは受精卵のクローン牛であったが今度は体細胞クローン牛だそうだ。
ちなみに農水省は、今まで535頭の体細胞クローン牛のうち
過半数の295頭が死産、生後直後に死亡、病死等の異常死と公表している。
こんなに急ぐのはアメリカが体細胞クローン牛の肉や乳製品が安心だと発表し、
日本が輸入することを検討しているためだ。

そもそも牛肉1キロを得るために穀物なら11キロが必要だとわかっているし、
食養やマクロビオティックでも肉は少量が健康にいいと言われているのに
クローン牛まで作って肉や乳製品が食べたいのだろうか?
足らないというとすぐに工業的に農業を考えてしまうのは人の性だろうか。
太陽光の届かない地下に農業工場を作ってみたり、
様々ないいもの(水・肥料)を加えて育ててみたり、
そこにいのちはあるのだろうか。

作物を育てるのと子育ては通じるものがあるのではないだろうか。
作物・家畜のいのちと人の生命の尊厳にも
通じるものがあるのではないだろうか。
BSE、旱魃、サイクロン、地震、鳥インフルエンザ…
過ぎたるは及ばざるが如し
科学文明を捨てろと言うつもりは毛頭ないが、
もう少し折り合いをつける術はないものだろうか。
ローマ文明であれ、マヤ文明であれ、栄枯盛衰は世の常。
このままでは「危うきこと累卵の如し」である。
何とか自らも大調和を模索していきたいと思う。
総合研究所であるがゆえに。

2008年04月11日

川の流れのように

政界が騒がしいために、マスコミに取り上げられても国民の印象に残っていないが
極めて重要な情報として鳥インフルエンザの問題がある。
これはサブプライムローン同様に現在世界的な問題となっている。
高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)は既に鳥ではなく、
アジアにおいては人から人への感染が報告されている。

たかがインフルエンザではない。
毎年流行する季節性のインフルエンザとは異なり、死亡率も高い。
WHOではパンデミック(世界的感染爆発)アラート期として捉えている。
第一次世界大戦はインフルエンザパンデミックの「スペインかぜ」のために
継続不能になり終了したという見解もある。

「スペインかぜ」は患者数が世界人口の約3割で5億人、
致死率2.5%で死者約4〜5000万人と言われている。
もちろん抗生物質もなかった時代ではあるが、逆に今の時代のように
交通手段が発達していなかった時代でもある。
今度は一旦、感染者が出るとどこまで広がるのかわからない。

今度の鳥インフルエンザでは死者が1億を超すとの試算もある。
日本でも国立感染症研究所が情報発信をしているし、
最近ではTVや新聞、雑誌にも取り上げられているし、
国会でも論じられているが、まだまだ認知度は低い。

病院はすぐに患者で一杯になってしまうし、ワクチンも治療薬もないので
開発するまでの最低でも数ヶ月間は医療関係者自身が感染していくので
収束の目処がどうにもたたない。
東京都などは18ある火葬場の処理能力が一日100体であることから、
それを超えた場合に備えて代々木公園等を
一時的埋葬場所として計画を立てている。

もちろん最悪の場合は都市機能が完全に麻痺する。
警察、交通、流通もままならないので災害でもないのにサバイバル生活になり、
食料の確保まで考えなければならないという人もいる。
この問題は大地震のようにある程度想定しておくべき範疇のものなのである。
もちろん大地震も騒がれすぎて、あまり考えられなくなっているのも事実ではあるが。
対策は各種の情報があるので各自で集められるとよろしかろう。

私としてはただ不安を煽るだけのつもりはない。
なぜなら致死率は100%ではない。
必ず生き残っている人間はいるということだ。
それに今の世の中、健康志向が高まって健康にいいというものは星の数ほどある。
健康法でもサプリメントでも何でもいいが、白黒つくのはないだろうか。
本当に健康にいいと思うのならそれを信じて貫けばいい。

私は災害対策と同じで、ある程度の自衛手段は講じるが、
あとはただただ自然の恵みを食しながら適度に体を動かすだけのことだ。
潔癖症のようにヒステリックに自衛に走るのもどうかと思うし、
災害もインフルエンザも来たら来ただと開き直りとも無関心ともとれる
情報の価値もわからない人間でもない。
私は自然体こそが一番の健康であると思っているからである。

2008年01月09日

義経出陣

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

大晦日、上野駅から特急草津に乗り込み中之条駅で下車、
そこからバスで40分程で雪景色の中の温泉街に着く。
群馬県の四万(しま)温泉である。
四万温泉の由来は四万の病悩を癒すと言われるところからである。
私自身も四万の病悩を癒せる人物になりたいものだ。

雪が降る中、露天風呂に入って一年間を振り返った。
昨年は筑波山登山や100キロウォーク完歩など社外活動も充実していた。
人との出会いも数々あったが、中でもプロレスラーの藤波辰爾さんとの
出会いは感慨深いものだった。
子供の頃、TVで観ていた人と対談することができて、
その後試合に招待されたり一緒に食事をしたりするとは思ってもみなかった。
不思議なものである。

社内においては新たに技工部との関わりが強くなった。
歯科技工士は匠の技術を持つスペシャリストである。
しかし、手間隙かけても保険の技工物などは1個数百円にしかならない。
彼らの技術を十分に振るえる市場が少ないのだ。
そのため技工士学校は定員割れや閉校も起きている。
伝統工芸になってしまう前に手を打ちたいと思った。
今年からいろいろと仕掛けていくつもりだ。

風呂上りには旬のもの、地のものを食べて「いのち」をいただいた。
昨年は食品偽装が世間を騒がせたが、「いのち」をいただいているという
感謝の念が薄れてきているからであろう。
天の恵み、地の恵み、そして人の恵みがあって今ここに自分自身が存在している。
一年間、天地人の綾なす仕組みの中で私は生かされてきたのだ。
ありがたいものである。

しんしんと雪が降る真夜中、除夜の鐘を聴きながら、新年を迎えた。
今この時代に、この場所で、関わっている人たちと共に
何かをなすために自分自身の存在意義があるのだと改めて感じられた。

いよいよ平成20年が幕を開けた。
我々としても新しい1ページを綴る節年となると共に
グループの成長スピードを更に進めることになるものと思われる。
その中で「小医は病を癒し、中医は人を癒し、大医は国を癒す」を胸に、
「日本再生」を掲げる我々は弛まぬ自己啓発が必要である。
そしてそのグループにおいて扇の要たる私は人一倍の次元上昇が必須であろう。
心と体をも清めると共に鍛うることをも忘れず、それを楽しまん。
いざ出陣である!

2007年12月27日

ふるさとはどこですか

農水省から郷土料理百選が発表された。
我が故郷の群馬県は「おっきりこみ」だそうだが、久々に食べたくなった。
(おっきりこみ:群馬県の郷土料理。味噌または醤油ベースで
幅広の麺を野菜と一緒に煮る、煮込みうどん)

東京や千葉ではおいしい「そば」屋には出くわすことがあるが、
私の欲するおいしい「うどん」屋には中々、出会わない。
せいぜい「讃岐うどん」か、底の見える透明な汁の「関西風」くらいのものだ。
「讃岐うどん」も「関西風」もそれぞれ本場だから「うどん」としては
正統派なのだろうが、育ってきた食環境によるものだから仕方ない。
冷たいものなら「水沢うどん」のように透明感があり、喉越しと弾力がある「うどん」。
温かいものなら北国のいわゆる「煮込みうどん」系のものが
私の求める「うどん」なのだ。
「ほうとう」や「すいとん」にも通じるものがあるが…。

今の時季なら上州は「からっ風」が吹き荒れていることだろう。
群馬の冬の向かい風を自転車で進むのは男であっても困難である。
私は中学、高校と自転車通学であったから冬は大変であった。
学生服を着て赤い自転車に乗っていた頃が懐かしい。
群馬の公立高校の普通科は男女別学がほとんどなので私は男子校であった。
当時は共学に憧れたものだが、今にして思えば男子校でよかったと思う。
母校である前橋高校には非常に良い意味でのライバル校として、
高崎高校という存在があった。
スポーツなどの定期戦には自分も含め
全校生徒が熱くなったものだ(早慶戦のようなものである)。
教育荒廃が叫ばれているが、「男児の粋を集めたる」我が母校には期待をしたい。

今年ももうじき群馬に帰る。
新年を迎えるにあたり、赤城山や利根川から漲る新しい生命を吹き込んでもらおう。
温泉に浸かって英気を養い、群馬の、前橋の魂を胸に再び戦場に戻って来よう。
「ふるさと納税」も悪くないなと思えた師走の一日であった。

2007年11月14日

俺たちの旅

中日ドラゴンズが日本一になった。
落合監督の完全試合が目前での山井から岩瀬の交代劇に関して意見が割れた。
大記録を目前にして可哀想だとかプロ野球に人気を取り戻すきっかけになりえたとか
否定的な意見派は勝負に徹する采配に非情だの
大局が見えていないだのという。
おそらくそういう意見の人では一生、長は務まらない。
続投して打たれても交代して打たれても責任は長にある。

泣いて馬謖を斬るという諺がある。
また日本の戦国武将の逸話にも立花道雪や蒲生氏郷などは
目をかけていた部下の軍律違反を許さず処断している。
一人の偉大なる功績と負けが許されない状況では全く重みが違う。
落合監督は勝負師であったということで、
スポーツなんだから戦とは違うというのは
何事にも逃げの余地や言い訳をするタイプであろう。

私は私自身に対しての評価も所属長に対する評価も同様である。
どんな目標であれ、それが決定して動き出したら達成してこそようやく可であり、
万人が認めるほど著しく活躍しない限り、優でも良でもない。
寒竹社長からも常日頃、経営は毎日が真剣勝負で一瞬一瞬に命を懸けろと
指導されているが、私自身もまだまだ甘いと認識している。

先に挙げた立花道雪も蒲生氏郷も部下に厳しく、部下を信じきれず、
常に部下が緊張状態にあった織田信長や上杉謙信とは異なり、部下に敬慕されていた。
優しさと甘やかしは異なる。
信賞必罰である。
九州のキリシタン大名の重臣である立花道雪は私の敬愛する武将の一人だが、
雷で半身不随になりながらも輿に乗って数々の戦陣に赴き生涯無敗であった。
数々の逸話を残しているが、部下に対するものも多く残っている。

来客の歓待中に粗相をした部下を庇い、客に「このような席では
不作法しましたが一度戦場に出れば槍を片手に火花を散らす奮戦を致す
自慢の家臣です」と褒め称えた。
これには客はもとより家臣が感動し、この方のためなら命を捨てられると
裏で涙を流して心に誓ったという(名将言行録)
また、武功がなく落ち込んでいる家臣がいると、「武功は時の運。
お前が弱い訳ではない。お前の本当の実力は私が見抜いているからくれぐれも
功を焦って無駄死にするなよ。お前たちのようなものを連れているから
俺は安心して戦場に向かえるのだから」と励ました。(名将言行録)

また主家に対する忠義も厚く、仁義の士であったという。
立花道雪…私もかくありたいものである。

2007年09月27日

ビューティフルエネルギー

自殺者が3万人を超える日本は困ったものだが、
厚生労働省は自殺者の早期発見、早期治療のため、
08年度の診療報酬改定で自殺の可能性のある人を
専門医に紹介すると診療報酬を加算する方針を固めたという。

うつ病は確かに社会問題になっているが人間誰しも落ち込むことはある。
仕事でのミス、失恋、学生はテストの点が悪くても落ち込むし、
子供なら親に怒られても落ち込む。
その範疇は個人差があるし、気にしすぎると注意、躾、指導はできない。
しかも今の世の中、メンタル面が弱いからちょっとしたことでも
自殺する可能性は十分にある。
ましてや診療報酬が加算できるなら皆、自殺予備軍である。
紹介できる権限があるのに紹介せずに後々、自殺されたら訴えられる。
となるとどんどん自殺予備軍とされる患者は増えていくような気がする。
しかもそうして専門医に送るということは患者に病名をつけ、
ますます追い込んでしまう危険性もある。
何とかしたいという気持ちはわかるが…

やはり教育から立て直さないとこの国はそろそろ立ち行かなくなる気がする。
家庭、学校、地域での教育が不十分なため、
そのしわ寄せが会社に来ているととあるセミナーで聞いたが、
まさにその通りになっているのであろう。

企業の社会貢献とは環境に寄与することも大切だが、
世の中に人材を輩出していくことも社会貢献だと私は考えている。
輩出といっても何も政治家や教師のことではない。
今の自己中心の考えから相手、組織、社会を大事にし、
その中で調和を保ちながら自己成長を果たし、それをまた継承していく。
社会とは、文化・文明とは、そういって連綿と受け継がれてきて今があるのだ。

私はデンタルサポートグループの社員一人一人がそういう意識になればよいし、
また会社がその土壌になればよいと思っている。
そうなるためにもコンクリートのような土壌ではなく、よい黒土になるよう
私は日々、先陣を切って耕していきたい。

2007年09月10日

真夏の出来事

朝青龍問題が長引いて結局モンゴルに帰国となった。
相撲のしきたりや文化をきちんと教えてこなかった
親方や相撲協会の責任が問われている。
結局は強ければいいと甘やかし過ぎた結果であろう。
躾や教育というのがないがしろにされた結果である。

歯科も同様な所がある。
歯だけ分けられていることが問題だと思う。
先日、講演依頼を受けて「健康の元は健口から」というタイトルで講演した。
「歯」という点から「口」という「線」につなぎ、
さらに「全身」という「面」に広げて、
「心」という「立体」を構築させて終了した。

歯は生きている。
口の中にあるのは当たり前、全身の一部であるのも事実、心ともリンクしている。
我々の体も腸内細菌や口腔内細菌と共生して生きている。
大腸菌だ、むし歯菌だ、悪玉菌だと言っては攻撃する発想しかない人間が、
この地球で自然はおろか人類と共存していくことはできるのだろうか。
今の人類は70億に満たない。
しかし、人体は60兆の細胞が一糸乱れぬ調和の元に共存共生している。

この夏も猛暑であった。
近年の数々の異常な自然現象を地球(ガイア)との悲鳴という有識者もいる。
それに対する答えは人体にあると私は思う。
人体も無理をすればメタボリックにもなるし、がん細胞という内乱も起きる。
ミクロコスモスと呼ばれる人体からもっと学ぶべきだと、
皆既月食も終えた夏の終わりに一人考えた。

2007年08月07日

大志(こころざし)

参議院選挙が終わった。
自民党の大敗であった。
年金問題、政治と金、いろいろ問題があって
国民が愛想をつかした結果だと思われる。

民主党も国民から支持されたわけではないので
これからが本番である。
我々、国民が長きにわたり政権交代を拒否してきたために
自民党以外の党に政権を任せられるかどうか、国民は不安なのである。

ビジョンを掲げつつも、地に足の着いた着実な実践が問われている。
安倍首相はビジョンはあったが実践で躓いた。
人選ミス、問題解決能力、スピード…すなわち実戦で負けたのである。
己のことはわからないが、他人のことはよく見える。
首相の敗戦を己を諌める好機として自身の成長に役立てたいと思った。

2007年07月11日

熱き心に

中国製歯磨き剤から毒物が検出された。
何事も本物を作るのは大変である。

有機野菜を 育てるのにも労力は惜しみなく費やされる。
安かろう悪かろうでは済まされないものがある。

心臓発作時のニトログリセリンは注射でも内服でもなく舌下錠である。
口の中は吸収が早い。歯磨き剤は毎日口の中で使うものだからこそ
安全でなければならないのである。
消費者が化粧や美容のように外見にお金をかけるのを悪いとは言わないが、
食はもとよりもう少し体内に入る物の品質にも気を配ったほうがいいと私は思う。

そして作り手側には少しでもよいものを届けたいという想いが不可欠で、
そこには国内も海外も関係がないのである。

2007年07月01日

蜂のムサシは死んだのさ

今年はラニーニャ現象のため水不足だと言われている。異常気象も日常になりつつあるが、私が気になっているのが5月の時点でアメリカの27州でミツバチが消えたというニュースである。

蜂群崩壊症候群(CCD)と名づけられたこの現象は、原因不明のまま昨年秋の発生確認から半年で全米の約4分の1の養蜂が消える深刻な事態となっている。

欧州にも波及しつつあるが、米国では農作物の3分の1がミツバチの受粉に依存しているのである。
水も食物も自然の恵みの中で与えられている。

連日の食肉偽装のニュースを聞いて自然の理から外れたものは自然に裁かれるのだと感じた。